日仏社会学会年報

中山 元

日仏社会学会年報

27 巻 (2016)
『貧困の哲学』と社会学者プルードン
荻野 昌弘 27 巻 (2016) p. 77-83
プルードンと弁証法
金山 準 27 巻 (2016) p. 63-75
山本由美子著 『死産児になる フランスから読み解く 「死にゆく胎児」と生命倫理』 生活書院,2015年
佐藤 典子 27 巻 (2016) p. 149-153
ハビトゥス概念と美術史研究
三浦 直子 27 巻 (2016) p. 129-148
フランスにおける子どもの条件と 医療・倫理・社会
山本 由美子 27 巻 (2016) p. 85-105
ルイ・デュモンにおけるデモクラシー社会の問題
赤羽 悠 27 巻 (2016) p. 107-128
フランス都市の社会学 シンポジウム趣旨説明
長谷川 秀樹 27 巻 (2016) p. 1-2
フランス「都市の時間政策」とその背景
長谷川 秀樹 27 巻 (2016) p. 43-58
ゾラにおける「社会的なもの」と住居
彦江 智弘 27 巻 (2016) p. 23-42
甦るプルードン
北垣 徹 27 巻 (2016) p. 59-61
ロベール・カステル著 『社会喪失の時代―プレカリテの社会学―』 明石書店,2015年
北垣 徹 27 巻 (2016) p. 155-162
パリ郊外アジア系集住地域における市町村議会選挙とエスニシティ
鈴木 美奈子 27 巻 (2016) p. 3-22


26 巻 (2015)
2014年度日仏社会学会大会シンポジウム「災害・戦争・死−−−カタストロフの記憶と社会学」を振り返って
横山 寿世理 26 巻 (2015) p. 1-6
均質化する災害の記憶?
今井 信雄 26 巻 (2015) p. 7-16
近代産業における「非業の死」はいかに記憶されるか
木村 至聖 26 巻 (2015) p. 17-30
失われる記憶と編集される記憶
嶋根 克己 26 巻 (2015) p. 31-46
デュルケムの「国家―中間集団―個人」プロブレマティーク
中島 道男 26 巻 (2015) p. 47-67
社会学と哲学
岡崎 宏樹 26 巻 (2015) p. 69-90
デュルケームとナショナリズム,コスモポリタニズム
白鳥 義彦 26 巻 (2015) p. 91-104
都市祭礼における「社会の余白」
野中 亮 26 巻 (2015) p. 105-117
ベルクソン道徳論における人格の尊厳:
斉藤 尚 26 巻 (2015) p. 119-138
書評 菊谷和宏著 『「社会」のない国,日本――ドレフュス事件・大逆事件と荷風の悲嘆』 講談社,2015年
楠木 敦 26 巻 (2015) p. 139-143
エッセー 社会学者プルードン
斉藤 悦則 26 巻 (2015) p. 145-151

25 巻 (2014)
政治・倫理哲学としての社会学,社会学としての政治・倫理哲学
シャニアル フィリップ 25 巻 (2014) p. 1-12
La sociologie comme philosophie politique et morale. Et reciproquement
Philippe CHANIAL 25 巻 (2014) p. 13-23
二つのエビデンス・信条・生成・再帰的日常・物語化
太田 健児 25 巻 (2014) p. 25-37
社会哲学は社会学といかなる関係を切り結びうるか
佐藤 嘉幸 25 巻 (2014) p. 39-51
社会の余白で考える: モースの贈与論をめぐって
荻野 昌弘, 三上 剛史, 北垣 徹 25 巻 (2014) p. 53-88
P. ブルデュー社会学における「国家と教育」論
小澤 浩明 25 巻 (2014) p. 89-112
『贈与論』から見る秩序問題
松本 隆志 25 巻 (2014) p. 113-131
近藤理恵著 『日本,韓国,フランスのひとり親家族の不安定さのリスクと幸せ―リスク回避の新しい社会システム―』 学文社,2013年
松村 祥子 25 巻 (2014) p. 133-139

24 巻 (2013)
現代フランス思想(<特集1>フランスにおける研究動向)
北垣 徹 24 巻 (2013) p. 1-15
フランス教育社会学における経験的研究の展開(<特集1>フランスにおける研究動向)
大前 敦巳 24 巻 (2013) p. 17-37
フランスの福祉に関する研究 : 医療・家族・高齢者・若者・移民(<特集1>フランスにおける研究動向)
佐藤 典子 24 巻 (2013) p. 39-54
近年のフランス社会学における研究動向 : エスニシティ(<特集1>フランスにおける研究動向)
長谷川 秀樹 24 巻 (2013) p. 55-73
都市暴動の社会学(<特集1>フランスにおける研究動向)
松浦 雄介 24 巻 (2013) p. 75-88
A. シュッツにおけるふたつの未来 : 垂直に積み重なる時間の展開に向けて(<特集2>時間が社会にもたらすもの)
鳥越 信吾 24 巻 (2013) p. 89-101
記憶における時間意識 : アルヴァックスの記憶観をめぐって(<特集2>時間が社会にもたらすもの)
金 瑛 24 巻 (2013) p. 103-115

23 巻 (2013)
シンポジウム趣旨説明(<特集>人の内なる聖なるもの-人間・人格・人権をめぐって-)
北垣 徹 23 巻 (2013) p. 1-2
社会のなかの個人 : 人権から人格へ(<特集>人の内なる聖なるもの-人間・人格・人権をめぐって-)
北垣 徹 23 巻 (2013) p. 3-21
人格という装置(<特集>人の内なる聖なるもの-人間・人格・人権をめぐって-)
岡崎 宏樹 23 巻 (2013) p. 23-45
人権という権利領域と法の道具的使用 : 理想と具体性(<特集>人の内なる聖なるもの-人間・人格・人権をめぐって-)
林 大造 23 巻 (2013) p. 47-63
荻野昌弘著, 『オートマルヌの日本人』, シャトレ・ボルテール出版, 2011年
ジュディ アンリ=ピエール 23 巻 (2013) p. 65-68
公開日: 2017/06/09
DOIhttps://doi.org/10.20811/nichifutsusocio.23.0_65
菊谷和宏著, 『「社会」の誕生-トクヴィル,デュルケーム,ベルクソンの社会思想史』, 講談社, 2011年
横山 寿世理 23 巻 (2013) p. 69-73
鳥羽美鈴著, 『多様性のなかのフランス語-フランコフォニーについて考える-』, 関西学院大学研究叢書, 2012年
長谷川 秀樹 23 巻 (2013) p. 75-79
100年後の貧困と自殺 : クリスチャン・ボードロ/ロジェ・エスタブレ著, 『豊かさのなかの自殺』, 山下雅之,都村聞人,石井素子訳, 藤原書店, 2006:2012(訳者解題)
山下 雅之 23 巻 (2013) p. 81-85

22 巻 (2012)
グローバル化時代における新たな文化の生成 : 文化的多様性の理解と平和の構築(<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
荻野 昌弘 22 巻 (2012) p. 1-5
グローバリゼーションに直面する人類学(グローバリゼーションと単一文化,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
アベレス マルク, 磯 直樹 22 巻 (2012) p. 7-26
実存としての消費(グローバリゼーションと単一文化,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
荻野 昌弘 22 巻 (2012) p. 27-38
文化のハイブリッド性 : 記号の伝播(グローバリゼーションと単一文化,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
ジュディ アンリ=ピエール, 田畠 佑実子 22 巻 (2012) p. 39-53
文化的実践としてのアニメ(文化的コミュニケーションの新たな様式,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
雪村 まゆみ 22 巻 (2012) p. 55-64
アニメ文化の受容 : アニメ聖地巡礼(文化的コミュニケーションの新たな様式,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
清水 強志, 佐藤 和雄 22 巻 (2012) p. 65-82
産業遺産と文化のグローバル化 : 九州・三池炭鉱の事例から(文化的コミュニケーションの新たな様式,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
松浦 雄介 22 巻 (2012) p. 83-103
文化遺産の三要素 : 日本の事例より(文化的コミュニケーションの新たな様式,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
小川 伸彦 22 巻 (2012) p. 105-119
家族と暴力(文化の喧騒,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
近藤 理恵 22 巻 (2012) p. 121-133
象徴的暴力(文化の喧騒,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
ボードリー パトリック, 磯 直樹 22 巻 (2012) p. 135-149
暴力と贈与(文化の喧騒,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
岡崎 宏樹 22 巻 (2012) p. 151-165
信頼(文化の喧騒,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
ヴァティエ パトリック, 田畠 佑実子 22 巻 (2012) p. 167-188
日本における新しい死の文化(文化の変貌?,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
嶋根 克己 22 巻 (2012) p. 189-205
遺跡化の論理 : 考古学と歴史のリアリティー(文化の変貌?,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
山 泰幸 22 巻 (2012) p. 207-230
神話,ミトロジー,もしくは幻影?(文化の変貌?,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
ギャレラ マリア=クラウディア, 田畠 佑実子 22 巻 (2012) p. 231-249
文化・トランスカルチャー性・クレオール化(文化の変貌?,<特集>日仏学術シンポジウム社会学部門)
クロンベール エレーヌ, 田畠 佑実子 22 巻 (2012) p. 251-25

21 巻 (2012)
リスク・不安・格差 : 3.11以降の社会を考える(特集)
荻野 昌弘 21 巻 (2012) p. 1-4
災害の欲望(特集)
ジュディ アンリ=ピエール, 北垣 徹, 鳥羽 美鈴 21 巻 (2012) p. 5-22
災害と生活支援情報 : グローバル時代の情報格差(特集)
松村 祥子 21 巻 (2012) p. 23-31
ディアボリックなものとシンボリックなもの : リスク社会の"危険"(特集)
三上 剛史 21 巻 (2012) p. 33-43
P. ブルデューにおける高等教育の文化変動論 : 市場化に伴う正統的文化の自律性低下に着目して
大前 敦巳 21 巻 (2012) p. 45-65
ジョレスとデュルケム,モースの結び付き : ジョレス没後100年を前に
夏刈 康男 21 巻 (2012) p. 67-88
大野道邦, 『可能性としての文化社会学-カルチュラル・ターンとディシプリン-』, 世界思想社, 2011年
小川 伸彦 21 巻 (2012) p. 89-93
三橋利光, 『国際社会学の実践-国家・移民・NGO・ソーシャルビジネス-』, 春風社, 2011年
近藤 理恵 21 巻 (2012) p. 95-98
伊達聖伸, 『ライシテ,道徳,宗教学-もうひとつの19世紀フランス宗教史-』, 勁草書房, 2010年
菊谷 和宏 21 巻 (2012) p. 99-102
フランソワ・デュベ著, 山下雅之監訳, 『経験の社会学』, 新泉社, 2011年
佐藤 典子 21 巻 (2012) p. 103-107

20 巻 (2011)
ライシテの彼岸と此岸 : フランス現代思想における宗教の問題(<特集>文化的経験の多角的照射-ライシテの多様性を巡って-)
藤田 尚志 20 巻 (2011) p. 1-21
多面体としてのライシテ : 政教関係の国際比較のために(<特集>文化的経験の多角的照射-ライシテの多様性を巡って-)
伊達 聖伸 20 巻 (2011) p. 23-43
フランス社会におけるイスラームの「脅威」(<特集>文化的経験の多角的照射-ライシテの多様性を巡って-)
鳥羽 美鈴 20 巻 (2011) p. 45-64
ヴィシー政権下におけるアニメーションの制度化
雪村 まゆみ 20 巻 (2011) p. 65-84
フランスの家族政策(フランス社会動向)
スティク フィリップ 20 巻 (2011) p. 107-130
山泰幸著, 『追憶する社会-神と死霊の表象史-』, 新曜社, 2009年
出口 雅敏 20 巻 (2011) p. 131-136

19 巻 (2009)
消費空間と見えない他者 : 国家=社会構造モデルを越えて
荻野 昌弘 19 巻 (2009) p. 1-14
社会運動から都市暴動へ : フランス郊外における集合行為の変容について(<特集>パースペクティブとしての<力>-暴力・労働・贈与)
松浦 雄介 19 巻 (2009) p. 15-28
力の条件が失われるとき : 社会的なものの変容をめぐって(<特集>パースペクティブとしての<力>-暴力・労働・贈与)
宇城 輝人 19 巻 (2009) p. 29-39
想像的なものと暴力 : マリ共和国一農村における夢と想像力(<特集>パースペクティブとしての<力>-暴力・労働・贈与)
溝口 大助 19 巻 (2009) p. 41-61
デュルケームとバタイユにおける力の社会学(<特集>パースペクティブとしての<力>-暴力・労働・贈与)
岡崎 宏樹 19 巻 (2009) p. 63-77
音楽文化における記憶と身体技法 : アルヴァックスとブルデューの考察
藤木 優一 19 巻 (2009) p. 79-94
中島道男, 『バウマン社会理論の射程-ポストモダニティと倫理』, 青弓社, 2009年
野中 亮 19 巻 (2009) p. 95-99

18 巻 (2008)
デュルケームとタルドの対話 : メディア論をめぐって(2008年度シンポジウム報告)(<特集>タルド/デュルケムの現在)
大野 道邦 18 巻 (2008) p. 1-17
古典社会学としてのタルドとデュルケム(<特集>タルド/デュルケムの現在)
池田 祥英 18 巻 (2008) p. 19-34
タルドとデュルケムにおける分業と協同 : 政治経済学に抗する社会学(<特集>タルド/デュルケムの現在)
中倉 智徳 18 巻 (2008) p. 35-53
Etat de la recherche sur les marches immobiliers : Pour une prise en compte de l'approche sociologique
Natacha AVELINE-DUBACH 18 巻 (2008) p. 55-65
L'histoire des religions et la pensee politique sous la Restauration : A. Comte et B. Constant devant le fetichisme
Takashi SUGIMOTO 18 巻 (2008) p. 67-83
夏刈康男著, 『タルドとデュルケム-社会学者へのパルクール-』, 学文社, 2008年, 216P, 2,400円
菊谷 和宏 18 巻 (2008) p. 85-88
三橋利光著, 『国際社会学の挑戦-個人と地球社会をつなぐために』, 春風社, 2008年, 252P, 2,381円
斉藤 悦則 18 巻 (2008) p. 89-93

17 巻 (2007)
はじめに(<特集>グローバル化時代における安全/安心社会の構築-日仏比較-)
荻野 昌弘 17 巻 (2007) p. 1-5
社会不安と不安感(<特集>グローバル化時代における安全/安心社会の構築-日仏比較-)
アンサール ピエール, 斉藤 悦則 17 巻 (2007) p. 7-23
不安の時代の社会的保護 : フランスでの議論(<特集>グローバル化時代における安全/安心社会の構築-日仏比較-)
メシュ ミシェル, 斉藤 悦則 17 巻 (2007) p. 25-43
非正規雇用,フレキシビリティと社会不安(<特集>グローバル化時代における安全/安心社会の構築-日仏比較-)
サンゴラニ パトリック, 斉藤 悦則 17 巻 (2007) p. 45-63
信頼と安全(<特集>グローバル化時代における安全/安心社会の構築-日仏比較-)
ヴァチエ パトリック, 斉藤 悦則 17 巻 (2007) p. 65-87
暴力,脱シンボル化,特異性(<特集>グローバル化時代における安全/安心社会の構築-日仏比較-)
ボードリー パトリック, 斉藤 悦則 17 巻 (2007) p. 89-106
ウィルス性の恐怖(<特集>グローバル化時代における安全/安心社会の構築-日仏比較-)
ジュディ アンリ=ピエール, 斉藤 悦則 17 巻 (2007) p. 107-119
危険社会の理論と日本の自殺(<特集>グローバル化時代における安全/安心社会の構築-日仏比較-)
江頭 大蔵 17 巻 (2007) p. 121-139
消費者生活からみた「個人責任」領域のひろがりとその問題点(<特集>グローバル化時代における安全/安心社会の構築-日仏比較-)
森脇 丈子 17 巻 (2007) p. 141-169
ある地方都市の噂 : 不確かな隣人とモータリゼーションの社会学(<特集>グローバル化時代における安全/安心社会の構築-日仏比較-)
今井 信雄 17 巻 (2007) p. 171-191
日本とフランスにおける宗教意識 : 宗教意識が性規範と政教分離に及ぼす影響
小堀 真 17 巻 (2007) p. 193-221
移民・ゲットー問題とフランス社会理論の転換 : 「フランス的事例」から学ぶべきもの
今野 晃 17 巻 (2007) p. 223-247
佐藤典子, 『看護職の社会学』, 専修大学出版局, 2007年, 243P, 2730円
須藤 葵 17 巻 (2007) p. 249-254
清水強志, 『デュルケームの認識論』, 恒星社厚生閣, 2007年, 247P, 2800円
藤吉 圭二 17 巻 (2007) p. 255-260

16 巻 (2006)
PDF形式でダウンロード (29K)
多重債務問題の現状と課題(<特集>リスク社会における生活と就業)
岩重 佳治 16 巻 (2006) p. 1-18
フランスにおける若年層をとりまく雇用状況について : 不安定雇用の実態とCPE反対運動との関連で(<特集>リスク社会における生活と就業)
森脇 丈子 16 巻 (2006) p. 19-46
「リスク社会」と「移民問題」の政治化(<特集>リスク社会における生活と就業)
渋谷 努 16 巻 (2006) p. 47-55
リスク社会とシングルマザーの就労 : 「家族の個人化」と「グローバリズム」の視点から(<特集>リスク社会における生活と就業)
近藤 理恵 16 巻 (2006) p. 57-76
フランスにおけるシングルマザーの生活と就労(<特集>リスク社会における生活と就業)
佐藤 典子 16 巻 (2006) p. 77-87
トクヴィルとベルクソン : 近代民主主義の人間的/超越的基盤
菊谷 和宏 16 巻 (2006) p. 89-112
パリテとフランス共和主義 : 「女性市民」論をてがかりに
長谷川 秀樹 16 巻 (2006) p. 113-130

15 巻 (2005)
フランス社会は,どこへ行くのか? : 暴動のフランス(会長寄稿論文)
荻野 昌弘 15 巻 (2005) p. 1-12
はじめに(<特集>戦争の記憶-その多様性・変容・継承-)
江頭 大蔵 15 巻 (2005) p. 13-15
原爆の絵と被爆の記憶(<特集>戦争の記憶-その多様性・変容・継承-)
勝部 知恵 15 巻 (2005) p. 17-29
集中するヒロシマ・分散するヒロシマ : ヒロシマの継承の可能性(<特集>戦争の記憶-その多様性・変容・継承-)
浜 日出夫 15 巻 (2005) p. 31-43
戦死者はどこにいるのか(<特集>戦争の記憶-その多様性・変容・継承-)
山 泰幸 15 巻 (2005) p. 45-59
存在と記憶 : 戦争による死はいかに表象されうるか(<特集>戦争の記憶-その多様性・変容・継承-)
小川 伸彦 15 巻 (2005) p. 61-73
記憶の諸相 : 実存としての「記憶」・間主観性としての「記憶」(<特集>戦争の記憶-その多様性・変容・継承-)
太田 健児 15 巻 (2005) p. 75-85
高齢者への介護サービスのあり方
ルグラン モニク 15 巻 (2005) p. 87-99
トーテム動物の宇宙と復活するに適している文化システム : フランス・エロー県の「トーテム動物の復活」を事例として
出口 雅敏 15 巻 (2005) p. 101-125
P. ブルデューとM. ヴェーバーの認識論的共通性と理論展開の可能性
新津 尚子 15 巻 (2005) p. 127-146
タルド没後100年を迎えて(研究動向)
池田 祥英 15 巻 (2005) p. 147-157

14 巻 (2004)
積極的差別と共和主義的平等
長谷川 秀樹 14 巻 (2004) p. 1-21
「ライシテ」というフランス的例外
鳥羽 美鈴 14 巻 (2004) p. 43-63
復活するL'Association internationale Auguste Comte
夏刈 康男 14 巻 (2004) p. 65-72

13 巻 (2003)
昭和初期日本におけるフランス社会学研究 : 「社会学徒」誌を中心として
夏刈 康男 13 巻 (2003) p. 1-33
デュルケムと社会主義
斉藤 悦則 13 巻 (2003) p. 35-49
デュルケームにおけるフランスの国民的アイデンティティの問題
横井 敏秀 13 巻 (2003) p. 51-70
タルド犯罪学における模倣論
池田 祥英 13 巻 (2003) p. 71-90

12 巻 (2002)
デュルケームにおける社会学と生の意味
菊谷 和宏 12 巻 (2002) p. 1-21
フランスにおける高齢者在宅福祉サービスの供給体制の市場的再編 : 高齢者政策と雇用政策の交錯
原田 康美 12 巻 (2002) p. 23-44
象徴的支配におけるジェンダー・トラックの内面化 : 女性の職業選択の伝統から
佐藤 典子 12 巻 (2002) p. 45-61
個人的自我と社会的自我の同時的な相補関係 : ベルクソンの社会感覚
横山 寿世理 12 巻 (2002) p. 63-82
ピエール・ブルデューに残された国家の問題 : ソーシャル・ヨーロッパの可能性
長谷川 秀樹 12 巻 (2002) p. 83-101
デュルケームにおける「個人意識」 : 内的集合意識とハビトゥスの比較
清水 強志 12 巻 (2002) p. 103-121

11 巻 (2001)
ブルデュー社会学における「社会-分析」と認識論(ブルデュー特集)
北條 英勝 11 巻 (2001) p. 1-17
インターヴューを分析すること : P・ブルデューの方法論をめぐって(ブルデュー特集)
原山 哲 11 巻 (2001) p. 19-35
実践の理論から遂行性の理論へ : ハビトゥス・行為体・遂行的矛盾(ブルデュー特集)
水島 和則 11 巻 (2001) p. 37-52
現代日本社会における『ディスタンクシオン』 : 中流幻想の陥穽あるいは日本社会学界におけるブルデュー社会学の悲惨(ブルデュー特集)
紀 葉子 11 巻 (2001) p. 53-64
ブルデュー理論における福祉国家の解体と新しい社会病理 : 「社会分析(socio-analyse)」の臨床的機能(ブルデュー特集)
近藤 理恵 11 巻 (2001) p. 65-79
死者と想像力 : 日本における他者像の構成
山 泰幸 11 巻 (2001) p. 81-93
デュルケム前期道徳論における認識論問題 : 道徳的事実と倫理工学の射程
太田 健児 11 巻 (2001) p. 95-112
デュルケーム「人格崇拝論」におけるpersonnaliteとindividualite : 高齢者の自己決定権からの考察
嶋守 さやか 11 巻 (2001) p. 135-152
昭和初期のDurkheim論争 : 「社会学徒」誌を中心に
夏刈 康男 11 巻 (2001) p. 153-160

10 巻 (2000)
デュルケム中期道徳論における認識論問題 : 個人表象の問題を手がかりに
太田 健児 10 巻 (2000) p. 1-18
デュルケームにおける循環的変動観の形成
横井 敏秀 10 巻 (2000) p. 19-40
アラン・トゥレーヌの90年代後半の社会理論 : フランス社会とリベラリズムを背景に
長谷川 秀樹 10 巻 (2000) p. 41-59
タルド模倣説再考
池田 祥英 10 巻 (2000) p. 61-80
フランスの看護職とDispositionsの関係性 : 歴史的視点に基づいて
佐藤 典子 10 巻 (2000) p. 81-89
高齢者の自己決定権と人格崇拝
嶋守 さやか 10 巻 (2000) p. 91-107

9 巻 (1999)
コント思想と現代 : 21世紀を前にして
三橋 利光 9 巻 (1999) p. 1-13
デュルケム後期道徳論における認識論問題 : 『宗教生活の原初形態』のカテゴリー論と学説史再編問題を手がかりとして
太田 健児 9 巻 (1999) p. 39-55
看護職と女性 : 多くの看護職従事者が女性であるという現実について
佐藤 典子 9 巻 (1999) p. 57-68
成年後見制度とデュルケーム「職業集団」論 : 高齢者による自己決定権論の位相
嶋守 さやか 9 巻 (1999) p. 69-84

8 巻 (1998)
L'influence de la culture nationale sur les interactions professionnelles entre Japonais et Francais : considerations methodologiques sur l'utilisation du modele de G. Hofstede
Bruno Vannieuwenhuyse, Itsuko Dohi, Kumi Hirokawa 8 巻 (1998) p. 1-19
ピエール・ブルデューの国家論
長谷川 秀樹 8 巻 (1998) p. 21-43
タルド=デュルケム論争における社会学方法論
池田 祥英 8 巻 (1998) p. 45-69
デュルケームにおける「近代化」論
清水 強志 8 巻 (1998) p. 71-94

7 巻 (1997)
保存すること・展示すること(<特集>制度としての文化財と博物館)
富永 茂樹 7 巻 (1997) p. 1-9
時間と集合的記憶(<特集>制度としての文化財と博物館)
ジュディ アンリ=ピエール, 廣川 空美 巻 (1997) p. 10-24
建築,文化財の代償(<特集>制度としての文化財と博物館)
セギュレ フランソワ, 廣川 空美 7 巻 (1997) p. 25-46
フランスの高齢者政策と家族の位置
原田 康美 7 巻 (1997) p. 47-70
看護婦の職業観 : 日仏比較
原山 哲 7 巻 (1997) p. 71-88
フランスにおける職業看護婦の誕生に関する一考察
佐藤 典子 7 巻 (1997) p. 89-100
コルシカにおける顧客主義
長谷川 秀樹 7 巻 (1997) p. 101-120

6 巻 (1997)
世代間の交流(高齢社会における生活の質(パート2)-日仏共同研究中間報告集-)
グレール フランソワ, 斉藤 悦則 6 巻 (1997) p. 1-8
ヨーロッパにおける高年労働者の問題(高齢社会における生活の質(パート2)-日仏共同研究中間報告集-)
ギルマール アンヌ=マリー, 斉藤 悦則 6 巻 (1997) p. 9-20
退職,および退職後の生活の質(高齢社会における生活の質(パート2)-日仏共同研究中間報告集-)
ルグラン モニク, 斉藤 悦則 6 巻 (1997) p. 21-26
家族政策と要介護老人の問題(高齢社会における生活の質(パート2)-日仏共同研究中間報告集-)
メッシュ ミシェル, 斉藤 悦則 6 巻 (1997) p. 27-41
要介護期への接近とその様態 : 誰が決定するのか?(高齢社会における生活の質(パート2)-日仏共同研究中間報告集-)
アンサール ピエール, 斉藤 悦則 6 巻 (1997) p. 42-47
長寿化と死の拒絶(高齢社会における生活の質(パート2)-日仏共同研究中間報告集-)
フジェロラス ピエール, 斉藤 悦則 6 巻 (1997) p. 48-59
現代日本社会における老人の位置(高齢社会における生活の質(パート2)-日仏共同研究中間報告集-)
中野 秀一郎 6 巻 (1997) p. 61-81
転換期の高齢者と生活の質 : 日仏社会学の比較研究への試み(高齢社会における生活の質(パート2)-日仏共同研究中間報告集-)
濱口 晴彦 6 巻 (1997) p. 82-87
コルシカ民族運動の展開 : 1960年代以降
長谷川 秀樹 6 巻 (1997) p. 89-112
デュルケームにおけるカリスマ的個人の問題
横井 敏秀 6 巻 (1997) p. 113-140

5 巻 (1996)
政治社会学におけるデュルケムとウェーバー
北川 忠明 5 巻 (1996) p. 1-22
社会批判のふたつの形態 : デュルケムとの関連で
中島 道男 5 巻 (1996) p. 23-41
デュルケームにおける二つのテーマ : 分化と未分化,あるいは協同と共同(態)
大野 道邦 5 巻 (1996) p. 43-67
教育と官僚制における「合理化」をとらえなおす : ウェーバーとブルデュー
多田 治 5 巻 (1996) p. 69-88
カントとデュルケーム : <人間>についての問題
清水 強志 5 巻 (1996) p. 89-111

4 巻 (1995)
De la representation de la vieillisse a l'institution du troisieme age(La qualite de la vie au sein de la societe en vieillissement: clivages entre la realite sociale et la conscience individuelle (comparaison franco-japonaise),Actes du Colloque franco-japonaise de Sociologie)
Pierre FOUGEYROLLAS, 斉藤 悦則 4 巻 (1995) p. 3-14
Les conditions de vie des personnes agees en France et leur evolution (1965〜1995)(La qualite de la vie au sein de la societe en vieillissement: clivages entre la realite sociale et la conscience individuelle (comparaison franco-japonaise),Actes du Colloque franco-japonaise de Sociologie)
Pierre Ansart, 斉藤 悦則 4 巻 (1995) p. 15-27
大衆長寿時代と生活の質(高齢社会における生活の質:進行する現実の姿と個人の意識のズレ-日仏の比較-,第7回日仏学術シンポジウム(社会学部門),日仏学術シンポジウム特集)
濱口 晴彦, 斉藤 悦則 4 巻 (1995) p. 28-36
La Famille et la Societe locale(La qualite de la vie au sein de la societe en vieillissement: clivages entre la realite sociale et la conscience individuelle (comparaison franco-japonaise),Actes du Colloque franco-japonaise de Sociologie)
Michel MESSU, 斉藤 悦則 4 巻 (1995) p. 37-56
人間関係:家族,地域社会 : 岐阜県の事例農村の分析結果(高齢社会における生活の質:進行する現実の姿と個人の意識のズレ-日仏の比較-,第7回日仏学術シンポジウム(社会学部門),日仏学術シンポジウム特集)
酒井 俊二, 斉藤 悦則 4 巻 (1995) p. 57-64
第1日目の全体討論(高齢社会における生活の質:進行する現実の姿と個人の意識のズレ-日仏の比較-,第7回日仏学術シンポジウム(社会学部門),日仏学術シンポジウム特集)
斉藤 悦則 4 巻 (1995) p. 65-
Age, travail et retraite dans une societe vieillissante(La qualite de la vie au sein de la societe en vieillissement: clivages entre la realite sociale et la conscience individuelle (comparaison franco-japonaise),Actes du Colloque franco-japonaise de Sociologie)
Anne-Marie Guillemard, 斉藤 悦則 4 巻 (1995) p. 66-99
Evolution des valeurs et des attitudes dans les relations entre les generations, en France et en Europe(La qualite de la vie au sein de la societe en vieillissement: clivages entre la realite sociale et la conscience individuelle (comparaison franco-japonaise),Actes du Colloque franco-japonaise de Sociologie)
Francois Gresle, 斉藤 悦則 4 巻 (1995) p. 100-111
高齢社会における生活の質 : 日仏比較(高齢社会における生活の質:進行する現実の姿と個人の意識のズレ-日仏の比較-,第7回日仏学術シンポジウム(社会学部門),日仏学術シンポジウム特集)
松村 祥子, 斉藤 悦則 4 巻 (1995) p. 112-129
総括討論(高齢社会における生活の質:進行する現実の姿と個人の意識のズレ-日仏の比較-,第7回日仏学術シンポジウム(社会学部門),日仏学術シンポジウム特集)
斉藤 悦則 4 巻 (1995) p. 130-133

3 巻 (1995)
社会学的思考の誕生と道徳 : パスカルとブルデュー
荻野 昌弘 3 巻 (1995) p. 3-16
1995年のE・デュルケム
夏刈 康男 3 巻 (1995) p. 17-25

2 巻 (1994)
バタイユにおける連続性の概念
作田 啓一 2 巻 (1994) p. 1-17
日本の社会保障制度 : 日仏比較の視点から
松村 祥子 2 巻 (1994) p. 19-50
青年期デュルケムの研究 : 1880年前後を中心に
夏刈 康男 2 巻 (1994) p. 51-70
出る杭をうつ : 『出る杭はうたれる』を読む
荻野 昌弘 2 巻 (1994) p. 71-74
ブルデューほか, 『美術愛好』
石丸 純一 2 巻 (1994) p. 75-82

1 巻 (1993
1992年度大会シンポジウム企画の趣旨(<小特集>近代日本とフランス社会理論)
中野 秀一郎 1 巻 (1993) p. 4-5
近代性と時間 : モダンとポストモダン(<小特集>近代日本とフランス社会理論)
荻野 昌弘 1 巻 (1993) p. 6-27
社会理論の個別性と普遍性(<小特集>近代日本とフランス社会理論)
中野 秀一郎 1 巻 (1993) p. 28-44
非人称の神から神の不在ヘ : デュルケムとレヴィ=ストロース
樫尾 直樹 1 巻 (1993) p. 45-62
イブン・ハルドゥーンにおける権力概念 : マグレブ社会のヒエラルヒー構造解明の予備考察 1 巻 (1993) p. 63-77
1993年版フランス社会学の動向
山下 雅之 1 巻 (1993) p. 78-87
日仏社会学会小史 : 日仏社会学会紀要の創刊を祝して(特別寄稿)
加藤 正泰 1 巻 (1993) p. 88-104
『デュルケムの社会学』
酒井 俊二 1 巻 (1993) p. 105-110