西洋法制史 第二部 中世

中山 元

4 部族法典とユスティニアヌス法典

4.1 部族法典
▼ゲルマン民族の大移動の概要を述べよ
▼ゲルマン人は支配にあたってローマ人をどう処遇したか
▼ゲルマンにおける法典の編纂について
▼テオドシウス皇帝の勅令によって法典が編纂された意味について
▼テオドシウス法典について述べよ
▼ローマ法の卑俗化とは何か
▼ゲルマンにおけるローマ法の変容について述べよ
▼属人主義と属地主義の違いは
▼西ゴート族の部族法典
▼東ゴート族の部族法典
▼ブルグンド族の部族法典
▼ランゴバルド族の部族法典
▼フランク族の部族法典
▼アングロサクソン族の部族法典
4.2 ユスティニアヌス法典
▼東ローマ皇帝ユスティニアヌスの業績について述べよ
▼旧勅法彙纂の編纂にはどのような意義があったか
▼学説彙纂の編纂について述べよ
▼どのような学説が重視されたか
▼編纂を主導したのは誰か
▼法学提要について述べよ
▼勅法彙纂について述べよ
▼新勅法彙纂について述べよ
▼市民法大全とはどのようなものか
▼ユスティニアヌス法典の四つの法律を整理せよ
▼法典編纂の意図は何だったか
▼バシリカ法典とは何か
▼ユスティニアヌス法典の意義

5 フランク王国の法と国制

5.1 サリカ法典
▼サリカ法典を作成したのは誰でいつ頃か
▼その目的と特徴について述べよ
▼贖罪金とは何か
▼贖罪金の法の成立事情
▼人名金と平和金の概念について
▼個別事例主義とは
▼法典はローマ的か、ゲルマン的か、キリスト教的か
▼サリカ法典の三つの版について述べよ
▼サリカ法典のゲルマン的な特徴をあげよ
▼フェーデと贖罪金に見られるゲルマン的な特徴は何か
▼シカルのフェーデにおけるキリスト教の役割を述べよ
5.2 教会としての国家と帝国
▼カロリング朝における王国のキリスト教会について
▼神の国としてのフランク王国の位置付けについて
▼ヨーロッパ史におけるシャルルマーニュの位置について
▼キリストの代理人としての皇帝の力
▼フランク帝国と教会の関係について述べよ
▼フランク王国における裁判の意味は
▼カール大帝による司法制度の整備について説明せよ
▼国王罰令とはどのようなものか
▼それにはどのような限界があったか
▼国王裁判所の役割、その限界
▼伯裁判所の役割
▼ラキンブルギとは何か、スカビニとは何か
▼伯裁判所の下級裁判所では誰が裁いたか
▼当時の裁判手続きについて説明せよ
▼王国で編纂された部族法典にはどのようなものがあるか
5.3 フランク王国の国制
▼伯管区制とは何か
▼グラーフシャフトとは何か、フンデルトシャフトとは何か
▼その実際について
▼伯の役割は何か
▼皇帝のカピトゥラリア(勅令)の役割と限界

6 封建社会 身分の成立と展開

6.1 封建制とは何か
▼封建制の性格は何か
▼封建制はいつどこで成立したか
▼封建制の三つの分類はどのようなものか
▼封建社会の二つの時期について
▼レーエン制とはどのような制度か
▼その二つの歴史的な要素は何か
▼その二つの人的要素をあげよ
▼託身とは何か
▼従士制とは何か
▼この制度において誠実の原理はどのような役割を果たしたか
▼封建制の物的要素にはどのようなものがあったか
▼恩給地とは何か
▼領主はどのような権利を得たか
▼恩給制とは何か
▼レーエン法とはどのような法か
▼荘園制とはどのようなものか
▼荘園制における領主と領民の関係はどのようなものだったか
▼古典荘園制について述べよ
▼封建革命とは何か
▼貢租にはどのようなものがあったか
▼賦役にはどのようなものがあったか
6.2 封建社会の基本原理と身分
▼庇護関係とはどのようなものか
▼レーエン制と荘園制の違いは何か
▼略奪はどのような役割を果たしたか
▼封建社会における庇護関係のヒエラルキーについて
▼庇護関係は解消できるか
▼領主の義務と農民の権利について
▼身分社会はどのようにして成立したか
▼当時の諸身分について説明せよ
▼カール大帝の時代における自由人の分解プロセスはどのように進展したか
6.3 貴族、農民、市民
▼三つの身分について
▼貴族の分類を確認せよ
▼貴族と騎士はどのような関係にあったか
▼ヘルシャフト制とは
▼ヘルシャフトの階層構造について
▼金印勅書の意味は何か
▼中級貴族の支配状況について
▼バン領主支配とは
▼騎士フェーデとは何か
▼農民の分類を述べよ
▼保有農民にはどのような権利があったか
▼地代荘園制の登場
▼ドイツにおける第二次体僕制
▼グーツヘルシャフトとは
▼都市の誕生について
▼3種類の都市とその具体例を挙げよ
▼都市の平和とは
▼3種類の都市の歴史的な役割を示せ
▼宣誓共同体説とはどのようなものか
▼中世都市の役割はどのようなものだったか
▼「都市の空気は自由にする」のモットーについて
▼都市法の成立にいたる状況について
▼市民身分の成立について
▼市民になるには何が必要だったか

7 中世法の理念と現実

7.1 中世的法観念
▼「良き古き法」とは何か
▼中世の「良き古き法』の五つの特質をあげよ
▼法は発見されるものであるという考え方を説明せよ
▼「良き古き法」という考え方が生まれた背景について説明せよ
▼「良き古き法」という考え方を言い換えるとどうなるか
▼「開示の法」の考え方について説明せよ
7.2 法の再録と空間化
▼法書の概念について説明せよ
▼ドイツの主要な法書は何か
▼フランスの主要な法書は何か
▼スペインではどうか
▼アイスランドでは
▼スウェーデンでは
▼デンマークでは
▼イングランドでは
▼法書は法のどのような発展段階を示すか
▼中世後期における法圏について説明せよ
▼帝国法にはどのようなものがあったか
▼ラント法はどのようなものか、対象は何か
▼都市法にはどのようなものが含められたか
▼都市法家族とは何か
▼都市法の母市にはどのようなものがあったか
▼都市法の果たした役割について
7.3 中世における私法と刑事法
▼家族の土地の売買、相続、婚姻に関する私法の適用について
▼「財は血のごとく流れる」と「合意が婚姻を創る」の原則について
▼不動産の所有権の概念はどのようにして生まれたか
▼エルベンラウプとは何か
▼「手は手を守れ」とはどのようなことか
▼契約と契約違反についての考え方はどう変化したか
▼贖罪金の制度にはどのようなものがあったか
▼結果責任主義とは
▼裁判で無実はどのようにして証明されたか
▼「二枚舌の判決」とは
▼宣誓にはどのような特徴があったか
▼神判にはどのような種類のものがあり、どのような場合に適用されたか
▼決闘裁判はどのような場合に行われたか
▼イングランドの「大アサイズ」とはどのようなものか
▼弾劾手続きにおいて弾劾する者は誰か、弾劾された者はどうすればよいか
▼和解の体系から苦痛刑への移行にはどのような意味があったか。

8 ヨーロッパ法システムへの移行

▼中世の法律の世界から近世への法律の世界へはどのように移行したか
8.1 教皇革命
▼中世においては自然と超自然はどのように結びついていたか
▼死者が法的に生き続けるというのはどのような考え方か
▼法的主体としての死者とともにする訴訟とは
▼死者の埋葬が意味したもの
▼聖と俗の混淆の一例
▼キリスト教の世界観との差異
▼皇帝とローマ教皇の関係全般について
▼私有教会と王国教会制度について
▼ヨーロッパ法システムの登場
▼聖職叙任権闘争の歴史
▼聖職者の二つの悪習
▼グレゴリウス七世とカノッサの屈辱
▼ヴォルムス協約がもたらしたもの
▼教皇革命とは何か、その成果は何か
8.2 フェーデとフリーデ
▼武装権とは何か、誰に認められていたか
▼復讐とフェーデの違い
▼騎士フェーデとは
▼正しいフェーダの六つの条件をあげよ
▼神の平和とは何か
▼シャルル司教区会議の決議
▼神の休戦とは
▼一般平和、特別平和、アサイラムの違いについて
8.3 刑罰の誕生
▼ラント平和令の誕生の歴史
▼ルピュイの神の平和
▼ポワティエの神の平和
▼ラント平和令とはどのようなものか
▼マインツの神の平和
▼マインツの帝国ラント平和令とは。その目的は何か
▼ラント平和令の特質について述べよ
▼苦痛刑の体系について
▼ラント平和令とその苦痛刑はどのようなものだったか
▼刑罰の目的は何か
▼どのような死刑方法があったか
▼自由刑とは
▼刑罰の意味と、それが買い戻せなくなった変化について。三つの理論
▼拡張理論
▼宣誓違反理論
▼平準化理論
▼刑罰と刑法が生まれるには何が必要だったか
▼十二世紀ルネサンスとは

9 ボローニャ大学とローマ法のルネサンス

9.1 都市の成立
▼都市と自由について述べよ、キヴィタスの語源的な説明について
▼都市の発展の歴史的な経緯について述べよ
▼イタリア都市はなぜ発展したか
▼都市の最初の指導体制について
▼フリードリヒ一世のイタリア政策について述べよ
▼ロンバルディア同盟とその成果について
▼コンスタンツの和約によって、都市はどのような権利を獲得したか
▼都市の慣習の成文化はどのようなプロセスを経たか
▼都市の条例とは何か
▼ポデスタ制とはどのようなものか
▼ポデスタ制の評価にはどのような法学者が協力したか
▼都市の権力闘争の激化のプロセスについて
▼ポポロ政権の登場
▼シニョーリア制とは
▼君主制の成立と共和国の終焉について
9.2 大学の誕生 ボローニャ大学
▼ボローニャ大学の誕生プロセスについて
▼パリ大学について
▼オクスフォード大学について
▼大学の三つの起源を述べよ
▼大学はなぜイタリアで生まれたか
▼イタリアはなぜ法律を必要としたか
▼自由学芸の七科目を述べよ
▼ボローニャ大学はどのようにして生まれたか、創設者は誰か
▼大学と知識の売買契約
▼教師とは誰か、学生とは誰か
▼大学団の結成プロセスについて
▼三つの大学団について説明せよ
▼皇帝による大学の公的承認
▼教皇による大学の公的承認について
▼中世の大学はどのように国際的であったか
▼大学はどのようにして自律性を失ったか
▼教育の方法にはどのようなものがあったか
▼講義と購読について
▼討論について
▼手写本の重みについて
9.3 ローマ法のルネッサンス
▼ローマ法はどのような時期に再発見されたか
▼学説彙纂の写本について、ピザ本、フィレンツェ本、ボローニャ本を比較せよ
▼法典はどのように再構成されたか
▼第一編の内容は
▼第二編の内容は
▼第三編の内容は
▼第四編の内容は
▼第五編の内容は
▼追加書類には何が収められたか

10 中世ローマ法学と条例理論

10.1 注釈と注解
▼法の灯明とは誰のことか
▼法学はなぜ法解釈の学問となったか
▼スコラ学の二つの方法について述べよ
▼ユスティニアヌス法典はなぜ完璧なものとみなされたか
▼なぜ注釈が生まれたか
▼権威による推論の方法とは
▼主な註釈学派について説明せよ
▼皇帝権の基礎づけにローマ法はどう使われたか
▼註釈学派と帝国の関係
▼注釈学者の法の理念はどのようなものか
▼都市条例とは
▼新たな註解学派の登場について
▼註解学派の法の理念について述べよ
▼註解はどのようにして生まれたか
▼註解学派の登場の背景について説明せよ
▼註解学派による解釈はどのような方法で行われたか
▼註解学派はスコラ法学をどう完成したか
▼理性主義とは
▼類推的拡張とは
▼「法律の理性」の概念について
▼「書かれた理性」とは
▼ローマ法の継承と発展について概略を述べよ
▼註解学派の継承したもの
▼共通見解とは
▼バルトルスによる法文の探求の実例を説明せよ
▼解釈はどのように法を創造したか
▼バルトルスの実例
▼法の解釈と森のアレゴリーについて
▼ゴシックと理性の関係
10.2 法の助言
▼法学の黄金時代とは
▼助言者としての法学者の役割について
10.3 条例理論
▼条例制定権の理論はどのようなものか
▼その時代に法学者に求められたのはどのような問題についての見解だったか
▼法学者の解決方法は
▼都市国家の条例制定権の法的根拠はどこにあるか
▼法律の効力としての国民の同意について
▼都市の自治権と皇帝の権利の否認の関係について
▼都市の条例制定権はどのように基礎づけられたか
▼法人としての都市国家
▼都市の主権と皇帝の主権の対立について
▼条例優先理論とは
▼都市の立法権の確立は何をもたらしたか
▼帝国と都市の関係はどのようなものだったか
▼普通法と条例の衝突の問題はどのようにして解決されたか
▼条例衝突法理論について
▼複数の都市国家の条例が衝突した場合にはどのように解決するか
▼条例衝突の二つの分類
▼法規分類説とは何か
▼国際私法学はどのように生まれたか

11 カノン法

11.1 カノン法とは
▼カノン法とは
▼カノン法の整理と再録
▼カノン法その実例をあげよ
▼ディオニシアーナとは
▼ディオニシアーナ・ハドリアーナ
▼ハドリアヌス法典
▼イシドール集録
▼偽イシドールス教令集
▼一一世紀の教令集について説明せよ
▼イヴォとは誰か、どのような功績があったか。
▼イヴォの三部作とは何か
▼グラティアヌス教令集はどのように比かされるか。
▼教令集の三部構成について説明せよ
▼教令集にはどのような意義があるか
▼教会の法典編纂はどのように行われたか
▼「教皇令州五巻」とその構成について説明せよ
▼グレゴリウス九世の業績について
▼集外法規集とは何か
▼「第六書」とは何か、誰が公布したか
▼「クレメンス集」とは
▼カノン法大全とは
11.2 カノン法学の展開
▼教令集学派(デクレティスト)はどのような活動を展開したか
▼教皇令集学派(デクレタリスト)とは何か
11.3 カノン法と社会
▼人に対する裁判権と物にたいする裁判権について説明せよ
▼世俗に対する裁判所と教会の裁判所の区別について
▼カノン法におけるローマ教皇の権力についての規定を説明せよ
▼政治・法思想のコペルニクス的転回と言われるものについて説明せよ
▼カノン法は、実体法にどのように寄与したか
▼カノン法における団体の概念について
▼カノン法は団体法にどのように寄与したか
▼カノン法は刑法にどのように影響したか、ゲルマン時代との違いは何か
▼カノン法は婚姻法にどのように寄与したか
▼カノン法はどのような婚姻の理念を提示したか。
▼カノン法における相続法はどのようなものだったか
▼カノン財産法の重要な成果としてのトラストについて述べよ
▼「人々の団体」と「物の団体」の概念について
▼カノン法は契約法のどのように寄与したか
▼カノン法学がもたらしたものについて要約せよ
▼手続法はどのように合理化されたか
▼代理人について
▼司法捜査の導入について
▼拷問の使用について
▼カノン法は国際法の発展にどのように寄与したか。

課題集

■課題一 文献(1)、文献(2)、文献(3)で、ユスティニアヌス法典の編纂の意味を考えよ(第四章)
■課題二 カール大帝の国家と社会について、文献(4)、文献(5)、文献(6)によって考察せよ(第五章)
■課題三 フランク王国における法について、文献(7)、文献(8)、文献(9)で調べよ(第五章)
■課題四 封建社会と封建制度について、基本的な概論書である文献(10)と文献(11)で確認せよ。封建社会の変動について、文献(12)を参照せよ(第六章)。
■課題五 封建社会における自由と法について、文献(13)と文献(14)で考察せよ(第六章)。
■課題六 中世の都市と都市法について、ヨーロッパの都市について、文献(15)、文献(16)、文献(17)、文献(18)で調べよ。とくにドイツの都市については文献(19)と文献(20)を参照せよ(第六章)。
■課題七 中世の法について、概論である文献(21)を読み、これに依拠した文献(22)とこれを批判した文献(23)で検討せよ(第七章)。
■課題八 ドイツの私法の歴史について、文献(24)、文献(25)、文献(26)で調べよ(第七章)。
■課題九 中世の神判について、文献(27)と文献(28)で調べよ(第七章)。
■課題一〇 神の平和と訴訟について、文献(29)、文献(30)、文献(31)で考察せよ(第八章)。
■課題一一 中世法の転換について、文献(32)、文献(33)、文献(34)で確認せよ(第八章)。課題一二 文献(35)、文献(36)、文献(37)で中世における法学の成立プロセスを確認せよ(第九章)。
■課題一三 文献(38)、文献(39)、文献(40)、文献(41)で、中世における大学の成立と知識人の姿について考えよ(第九章)。
■課題一四 ヨーロッパにおける中世ローマ法について、文献(42)、文献(43)、文献(44)、文献(45)などで要約せよ(第十章)。
■課題一五 教会法について、概説書である文献(46)、文献(47)、文献(48)、文献(49)などで確認せよ(第十一章)。

-------------------文献リスト-----------------------
文献(1)吉野悟『ローマ法とその社会』(近藤出版社、1974年)
文献(2)W・シーグル『西洋法家列伝』(成文堂、1974年)
文献(3)P・スタイン『ローマ法とヨーロッパ』(ミネルヴァ書房、2003年)
文献(4)五十嵐修『地上の夢 キリスト教帝国』(講談社、2001年)
文献(5)P・リシェ『カロリング期の生活世界』(東洋館出版社、1988年)
文献(6)C・ドーソン『ヨーロッパの形成』(創文社、1988年)
文献(7)森義信『西欧中世軍政史論』(原書房、1988年)
文献(8)佐藤彰一『ポスト・ローマ期とフランク史の研究』(岩波書店、2000年)
文献(9)山田欣吾『教会から国家へ 古相のヨーロッパ』(創文社、1992年)
文献(10)M・ブロック『封建社会』(みすず書房、1973年)
文献(11)F・L・ガンスホーフ『封建制度』(慶應通信、1982年)
文献(12)O・ヒンチェ『封建制の本質と拡大』(未来社、1979年)
文献(13)世良晃志朗『封建制社会の法的構造』(創文社、1977年)
文献(14)岩野英夫『成立期中世の自由と支配』(敬文堂、1985年)
文献(15)A・フルヒュルスト『中世都市の形成 北西ヨーロッパ』(岩波書店、2001年)
文献(16)E・エネン『ヨーロッパの中世都市』(岩波書店、1987年)
文献(17)宮松浩憲『西欧ブルジョワジーの源流』(九州大学出版会、1993年)
文献(18)加藤哲実編『市場の法文化』(国際書院、2003年)
文献(19)H・プラーニッツ『中世ドイツの自治都市』(創文社歴史学叢書、1983年)
文献(20)林毅『ドイツ中世都市法の研究』(創文社、1972年)
文献(21)F・ケルン『中世の法と国制』(創文社、1988年)
文献(22)世良晃志朗『西洋中世法の理念と現実』(創文社、1991年)
文献(23)K・クレッシェル『ゲルマン法の虚像と実像』(創文社、1989年)
文献(24)H・ミッタイス『ドイツ私法概説』(創文社、1951年)
文献(25)H・シュロッサー『近世私法要論』(有信堂高文社、1993年)
文献(26)W・ユーベル『ドイツ立法史』(東京大学出版会、1985年)
文献(27)R・バートレット『中世の神判』(尚学社、1993年)
文献(28)山内進『決闘裁判』(講談社、2000年)
文献(29)W・エーベル『ドイツ立法史』(東京大学出版会、1985年)
文献(30)歴史学研究会『紛争と訴訟の文化史』(青木書店、2000年)
文献(31)山内進『略奪の法観念史』(東京大学出版会、1993年)
文献(32)堀米庸三『ヨーロッパ中世世界の構造』(岩波書店、1976年)
文献(33)阿部勤也『蘇る中世ヨーロッパ』(『阿部勤也著作集』第五巻、筑摩書房、2000年)
文献(34)阿部勤也『西洋中世の罪と罰』(『阿部勤也著作集』第五巻、筑摩書房、2000年)
文献(35)H・コーイング『ヨーロッパ法文化の流れ』(ミネルヴァ書房、1983年)
文献(36)C・H・ハスキンズ『12世紀ルネサンス』(創文社、1985年)
文献(37)F・ヴィーアッカー『近世私法史』(創文社、1961年)
文献(38)G・ザッカニーニ『中世イタリアの大学生活』(平凡社、1990年)
文献(39)J・ヴェルジェ『中世の大学』(みすず書房、1979年)
文献(40)C・H・ハスキンズ『大学の起源』(法律文化社、1970年)
文献(41)J・ルコブ『中世の知識人』(岩波新書、1977年)
文献(42)碧海ほか『法学史』(東京大学出版会、1976年)、とくに「中世ローマ法学」の章
文献(43)P・ヴィノグラードフ『中世ヨーロッパにおけるローマ法』(中央大学出版部、1967年)
文献(44)P・スタイン『ローマ法とヨーロッパ』(ミネルヴァ書房、2003年)
文献(45)K・W・ネル『ヨーロッパ法史入門』(東京大学出版会、1999年)
文献(46)J・ヨンバルト『教会法とは何だろうか』(成文堂、1977年)
文献(47)R・メッツ『教会法』(ドン・ボスコ社、1962年)
文献(48)U・シュトゥッツ『私有教会・教会法史』(創文社、1972年)

『概説 西洋法制史』ミネルヴァ書房に依拠。