岩波講座世界歴史 旧版目次
1 古代一 古代オリエント世界 ; 地中海世界(1)
古代オリエント世界
古代オリエントにおける灌漑文明の成立 川村喜一／
「神王国家」の出現と「庶民国家」 屋形禎亮
シュメールの国家と社会 山本茂／著 前川和也
ハンムラピ時代の国家と社会 黒田和彦
印欧語族の移動とヒッタイト王国の擡頭 岸本通夫
イク＝エン＝アテンとその時代 屋形禎亮
エジプト新王国の社会と経済 中山伸一
世界帝国の成立とその構造 杉勇／著 佐藤進
東地中海沿岸諸国の隆替 並木浩一
イスラエルにおける政治と宗教 関根正雄
地中海世界(1)
エーゲ文明とホメロスの世界 太田秀通
ポリスの成立 藤縄謙三
貴族政の発展と僭主政の出現 清水昭次／著 安藤弘
アテナイとスパルタの国制 岩田拓郎
2 古代二 地中海世界(2)
アテナイ民主政の成立と発展 三浦一郎／著 馬場恵二
古代ギリシア市民 村川堅太郎／著
古典期のポリス社会とその変質 伊藤貞夫
ローマ共和政の成立と発展 鈴木一州
アレクサンドロスとヘレニズム世界 大牟田章／ほか
ローマと地中海世界 長谷川博隆
内乱の一世紀 長谷川博隆
ローマ元首政の起源 吉村忠典
原始キリスト教の成立 荒井献
古典古代社会の基本構造と奴隷制 太田秀通
地中海世界のローマ化と都市化 高橋秀
大土地所有の発展とコロナート制の成立 浅香正
3 古代三 地中海世界(3) ; 南アジア世界の形成
ドミナートゥスの成立 弓削達
ローマ皇帝支配の意識構造 秀村欣二
パルティアとササン朝ペルシア 小玉新次郎
ローマ法学の成立 吉野悟
南アジア世界の形成 山崎利男
インダス文明とアーリヤ世界の背景 小西正捷
アーリヤ世界とガンジス古代諸国家 岩本裕
マウリヤ古代統一帝国 山崎元一
古代インドの宗教と思想 高崎直道
クシャーン朝とグプタ帝国 山崎利男
南インド古代国家の成立と発展 辛島昇
古代インド思潮の展開 服部正明
東南アジア諸国家の成立 和田久徳
4 古代四 東アジア世界の形成(1)
黄河文明の形成 関野進
殷周国家の構造 松丸道雄
古典の形成 松本雅明
春秋戦国時代の社会と国家 増淵竜夫
諸子百家論 小倉芳彦
皇帝支配の成立 西嶋定生
漢王朝の支配機構 大庭脩
均輸・平準と塩鉄専売 影山剛
儒教の成立 板野長八
王奔政権の出現 河地重造
後漢王朝と豪族 五井直弘
漢帝国と周辺諸民族 栗原明信
5 古代五 東アジア世界の形成(2)
黄巾の乱と五斗米道 大淵忍爾
曹操政権論 好並隆司
貴族制社会の成立 川勝義雄
六朝士大夫の精神生活 吉川忠夫
南朝の国家と社会 越智重明
拓跋国家の展開と貴族制の再編 谷川道雄
隋唐帝国の成立 布目潮〓
律令官制の形成 池田温
良賤制の展開とその性格 尾形勇
均田制と租庸調制の展開 堀敏一
府兵制度の展開 菊池英夫
唐中期の政治と社会 礦波護
6 古代六 東アジア世界の形成(3) ; 内陸アジア世界の形成 /
朝鮮・日本における国家の成立 井上秀雄
律令国家群の形成 井上光貞／著 武田幸男
漢字文化圏の形成 藤堂明保
中国仏教の展開と東アジア仏教圏の成立 鎌田茂雄
安史の乱と藩鎮体制の展開 栗原益男
両税法の成立とその展開 松井秀一
唐末の民衆叛乱と五代の形勢 松井秀一
内陸アジア世界の形成 佐藤長
ユーラシア草原世界の形成 岡崎敬
中央アジア・オアシス都市国家の性格 榎一雄
北アジア・古代遊牧国家の構造 護雅夫
遊牧国家の中央アジア支配と中国王朝 嶋崎昌
ソグド人の東方活動 羽田明
東西文化の交流 羽田明／著
． トルキスタンの成立 山田信夫
チベット民族の統一とラマ教の成立 佐藤長
7 中世一 中世ヨーロッパ世界(1)
末期ローマ帝国の体制 弓削達
ゲルマン民族・大移動・部族国家 中村宏／ほか著．
イスラムの発展と地中海世界 平城照介
中世初期の社会と経済 森本芳樹
八―九世紀初頭のビザンツ帝国とフランク王国 渡辺金一／田中陽児
カトリック世界の成立 今野国雄
外民族の侵入と中世諸国家の成立 堀米庸三／木村豊
大陸封建社会 石川武／著 木村尚三郎
アングロ―サクソンの社会とその封建化 田中正義
中世法の理念と現実 世良晃志郎
ビザンツ世界の国家と経済 米田治泰
8 中世二 西アジア世界
イスラム国家の成立 嶋田襄平
イスラム国家の展開 森本公誠
イスラム国家の完成 羽田明
イスラムにおける正統と異端 嶋田襄平／黒柳恒男
イスラム文明の西漸 前嶋信次
イスラムとモンゴル 本田実信
ティムール朝の社会 間野英二
ムスリム商人の活動 佐藤圭四郎
イスラム封建制度論 佐藤次高
イスラム社会思想 森本公誠
9 中世三 内陸アジア世界の展開(1) ; 東アジア世界の展開(1)
遼王朝の成立とその国家構造 愛宕松男
金王朝の成立とその国家構造 河内良弘
西夏王国の性格とその文化 西田竜雄
モンゴル帝国の成立と分裂 村上正二
「タタールの平和」 佐口透
東アジア世界の展開 第１ 佐伯富
宋朝集権官僚制の成立 佐伯富
王安石の新法 梅原郁
南宋政権の推移 山内正博
元の中国支配と漢民族社会 愛宕松男
郷村制の展開 柳田節子
大土地所有と佃戸制の展開 草野靖
商工業と都市の発展 斯波義信
宋学の展開 島田虔次
庶民文化の誕生 尾上兼英
新羅の滅亡と高麗朝の展開 武田幸男
東アジア通交関係の形成 田中健夫
10 中世四 中世ヨーロッパ世界(2)
グレゴリウス改革と叙任権闘争 堀米庸三
「商業の復活」と都市の発生 佐々木克巳
十字軍とビザンツ世界 木村豊／著 渡辺金一
十二世紀ルネサンスと西ヨーロッパ文明 伊東俊太郎
正統と異端 今野国雄／著 渡辺昌美
十二・十三世紀の西ヨーロッパ諸国 佐藤伊久男／ほか
中世中期の社会と経済 松垣裕／ほか
大学の発達とスコラ学 森洋／著 今道友信
ロマネスクとゴシックの世界 柳宗玄
11 中世五 中世ヨーロッパ世界(3)
身分制と身分制議会 城戸毅／ほか著．
中世末期の社会と経済 岡田与好／ほか著．
十四・十五世紀の西ヨーロッパ諸国 東出功／ほか
教皇権の衰退と中世後期の政治思想 橋口倫介／樺山紘一
後期ゴシックの世界 堀越孝一
ビザンツ的表象の世界 辻佐保子
十四・十五世紀の東ヨーロッパ世界 渡辺金一／ほか
イタリアにおけるルネサンス 清水広一郎／ほか
12 中世六 東アジア世界の展開(1)
「元末の反乱」と明朝支配の確立 山根幸夫
明代における郷村支配 鶴見尚弘
明代の農民反乱 谷口規矩雄
清朝の中国征服 岩見宏
清朝権力の性格 近藤秀樹
清代の農民反乱 安野省三
明清時代の土地制度 森正夫
明清時代における商品生産の展開 寺田隆信
賦・役制度の変革 小山正明
郷紳支配の成立と構造 重田徳
儒教イデオロギーにおける正統と異端 小野和子
李代朝鮮の成立と展開 矢沢康祐
ヴェトナム諸王朝の変遷 藤原利一郎
13 中世七 内陸アジア世界の展開(2) ; 南アジア世界の展開
東アジア・東南アジア伝統社会の形成−１６−１８世紀−
東アジア・東南アジア伝統社会の形成 岸本美緒
琉球王国の展開 高良倉吉
モグール・ウルスから新疆へ 浜田正美
北方世界とロシアの進出 菊池俊彦
上座仏教と国家形成 石井米雄
清朝国家論 石橋崇雄
東南アジアの港市国家 鈴木恒之
朝鮮の身分と社会集団 吉田光男
「気質変化」論から「礼教」へ 伊東貴之
地方社会と宗教反乱 山田賢
14 近代一 近代世界の形成(1)
国際政治の展開 成瀬治
ヨーロッパ経済の変動 越智武臣
絶対王政期の社会構造 篠塚信義／ほか
民衆運動と国家 富岡次郎／ほか
宗教改革とその波紋 有賀弘／ほか
15 近代二 近代世界の形成(2)
十六・十七世紀の西ヨーロッパ諸国 井上幸治／ほか
十六・十七世紀の東ヨーロッパ諸国 阿部重雄
オスマン帝国とヨーロッパ 三橋富治男
16 近代三 近代世界の形成(3)
ヨーロッパ近代前期の思想 井上庄七／ほか著．
ヨーロッパの商業的進出 川北稔
植民時代のアメリカ 寺田和夫／ほか
前植民地時代のアフリカ 山口昌男
アジアとヨーロッパ 佐伯有一／ほか
17 近代四 近代世界の展開(1)
経済史上の１８世紀 遅塚忠躬
１８世紀の国際政治 成瀬治
１８世紀ヨーロッパ思想 前川貞次郎／ほか著．
１８世紀のヨーロッパ諸国家 松浦高嶺／ほか著．
18 近代五 近代世界の展開(2)
独立革命とその後のアメリカ 今津晃
フランス革命とヨーロッパ 柴田三千雄
イギリス産業革命 角山栄
ナポレオン大陸体制 吉田静一
ウィーン体制 斉藤孝／著 矢田俊隆
十九世紀前半の経済と社会 毛利健三／著 岡田与好
ウィーン体制期の思想 水田洋／著 水田珠枝
初期社会主義 永井義雄
19 近代六 近代世界の展開(3)
イギリス自由主義の発達 村岡健次
フランス復古王政・七月王政 服部春彦
ドイツにおける「改革」とウィーン体制 末川清
十九世紀前半のロシア 倉持俊一
スペインにおける革命と改革 井上幸治
一八四八年とヨーロッパ 喜安朗
フランス第二共和政 喜安朗
ドイツ三月革命 広実源太郎
一八四八年と社会主義 河野健二
フランスにおける資本主義の発達 遠藤輝明
ドイツにおける資本主義の勃興 大島隆雄
ロシアにおける資本主義の形成 松岡保
十九世紀後半の世界政治 江口朴郎
十九世紀後半の世界経済 竹内幹敏
20 近代七 近代世界の展開(4)
イギリス自由主義国家の展開 吉岡昭彦
フランス第二帝政から第三共和政へ 本池立
ドイツ帝国の成立とビスマルク時代 林健太郎
ハプスブルク帝国と民族問題 矢田俊隆
リソルジメントと統一国家の成立 北原敦
ポーランド革命 阪東宏
ロシアの「大改革」時代 和田春樹
東方問題 百瀬宏
第一インターナショナル 柴田朝子
パリ・コミューン 桂圭男
政治 山本幹雄
経済 本田創造
ラテン・アメリカ諸国の独立と変容 高橋章
21 近代八 近代世界の展開(5)
アジアにおける近代 佐伯有一
中国社会の解体とアヘン戦争 田中正俊
十九世紀の東南アジア社会 池端雪浦／著 真保潤一郎
インドにおける植民地支配体制の成立 高畠稔
十九世紀インド農村社会の変容 多田博一
オスマン帝国のアラブ支配とその解体 三木亘
十九世紀中葉におけるアラブ社会の変容 中岡三益
十九世紀中央アジア社会の変容 佐口透
太平天国革命 小島晋治
セポイの反乱 長崎暢子
十九世紀イランの民族運動 加賀谷寛
オスマン帝国の改革運動 護雅夫／著 林武
明治維新 芝原拓自
中国の近代と伝統思想 近藤邦康
十九世紀におけるインドの改革運動 荒松雄
イスラム改革思想 板垣雄三
22 近代九 帝国主義時代(1)
ヨーロッパ帝国主義の成立 河合秀和
世界政策と国際関係 岡部健彦
世界分割と植民地支配 板垣雄三／ほか
アメリカ帝国主義の形成 清水知久
東アジアにおける帝国主義 佐伯有一／ほか
第二インターナショナル 西川正雄
23 近代十 帝国主義時代(2)
二十世紀初頭の反帝国主義運動 斉藤孝／ほか
第一次世界大戦前の国際対立 木谷勤
第一次世界大戦前夜の社会主義者たち 西川正雄
第一次世界大戦前のヨーロッパ諸国 西海太郎／ほか
帝国主義時代の思想と文化 江口朴郎
「第二次産業革命」と科学・技術の発展 星野芳郎
24 現代一 第一次世界大戦
第一次世界大戦の発生とその展開 義井博
第一次世界大戦と諸地域の動向 平瀬徹也／ほか
ロシア革命 和田春樹／著 長尾久
オーストリア・ハンガリー帝国の崩壊とドイツの敗戦 矢田俊隆／富永幸生
25 現代二 第一次世界大戦直後
第１次世界大戦の終結 斉藤孝
諸地域の革命運動と国際共産主義運動 相田重夫／ほか
第一次世界大戦直後のアジアの民族運動 江口朴郎／ほか
日本帝国主義と東アジア 関寛治／著 藤井昇三
26 現代三 一九二〇年代
１９２０年代の世界 斉藤孝
１９２０年代のヨーロッパ 栗原優／ほか
１９２０年代のアメリカ 斎藤真／著 加茂雄三
ネップ期のソ連 渓内謙
中国革命の展開 佐伯有一
１９２０年代の労働運動 小此木真三郎
27 現代四 世界恐慌期
大恐慌とその影響 鈴木正四
大恐慌と資本主義諸国 古川哲
世界恐慌と植民地・従属国 山田秀雄／ほか
満州事変と東アジア 江口圭一／ほか
第一次五カ年計画とソ連 渓内謙
ニューディール政策 斎藤真／著 新川健三郎
ヴァイマル共和制の崩壊過程 山口定／著 鹿毛達雄
28 現代五 一九三〇年代
一九三〇年代におけるファシズム 木下半治
ドイツ《第三帝国》の政治構造 宮田光雄
スターリン時代 菊地昌典
反ファシズム運動 横田地弘
スペイン戦争 斉藤孝／著 本川誠二
日中戦争 藤原彰／著 野沢豊
一九三〇年代の民族運動 江口朴郎／ほか
第二次世界大戦の発生 山極潔／著 福田茂夫
29 現代六 第二次世界大戦
戦争の経過とファシズム諸国の占領政策 荒井信一
東アジアにおける民族革命運動 古島和雄
東南アジアにおける民族運動 真保潤一郎
第二次大戦とインド 桑島昭
第二次世界大戦と西アジア 前田慶穂
ヨーロッパにおける対独抵抗運動 加藤晴康／著 木戸蓊
「大同盟」の諸問題 山上正太郎
連合国の内部事情 藤村瞬一
ファシズム体制の崩壊過程 吉田輝夫
国際連合の成立と展開 石本泰雄
第二次世界大戦の終結と戦後の世界 斉藤孝
30 別巻− 現代歴史学の課題−
ヨーロッパにおける歴史意識 堀米庸三
西アジアにおける歴史意識 護雅夫
インドにおける歴史意識 荒松雄
中国における歴史意識 西嶋定生
「第三世界」における歴史像 山口昌男／著
． 近代ヨーロッパ歴史学 井上幸治
世界史の理論 １ 太田秀通
世界史の理論 ２ 斎藤孝
歴史学とマルクス主義 １ 江口朴郎
歴史学とマルクス主義 ２ 和田春樹
歴史学とマルクス主義 ３ 西川正雄
歴史学とウェーバー 世良晃志郎
現代の社会理論と歴史学 金原左門
東洋社会研究における歴史的方法について 石母田正